【思い出エピソード】秘密のナイトパーティー

秘密のナイトパーティー
前編(事務所) フヒ……あ、プロデューサー……今日も、お仕事、お疲れさま……。相棒のシイタケクンも、何か言いたいことがあるらしい……
ヤァ!ボク、シイタケクンも、今日はガンバッタよ!……ということで、シイタケクンのでした。パチパチ。シイタケクン、今、ひそかなブームきてる……。
……あ。その、ごめん、ごめん。つ、つい、お仕事が終わった開放感で、はしゃいでしまって……す、すまない……。
あ……なにか、手伝ったりした方がいいのかな。プロデューサーの業務って、よくわからないけど……キノコっぽいお仕事とかあれば。
……ないか。そ、そうだよね。知ってた。だいたい、キノコっぽいお仕事って、あったら私のほうが、やりたいな。……うん。
じゃ、じゃあ、帰るよ。今日は、珍しく、予定が入ってるんだ。フヒ……私のスケジュール、お仕事以外で、埋まってるなんて……奇跡。
まぁ、帰ってホラー映画を観るだけなんだけど。あっ、もちろん、トモダチのプロデューサーは、来てもいいんだぞ。というか、来て……。
後編(寮) フヒ……夜更かしして、ホラー映画、これ、楽しいな…。この間見た一本は、面白かった……寝れないくらい怖かったけど。
あっ、小梅ちゃんが悪いわけじゃなくて……その……なんだ。ホラー映画が怖いのが、悪いと思うんだ、たぶん。
じゃあ、観るか……ヒャァァァァ!! あ?なんだ、まだ始まってない、そっか。うるさかったかな……こんな夜中に……。
そういえば、さっき、蘭子ちゃんにも声かけたけど、今回も、断られちゃったんだ。残念、だな……。
じゃあもう一回、落ち着いて観ようか……ってウワァァァァァ!! あ?なんだ、プロデューサーか。トモダチなら、驚かせるのはやめてくれ…。
あ……私達が映画を観てたから、静かに来てくれたのか……?そういう気遣い、さすがトモダチ、プロデューサーだな……。
それじゃあ、トモダチのプロデューサーと小梅ちゃんとで、もう一回最初から観ようか。あ、シイタケクンもいるぞ……ヤァ!あ、コレはいい?フヒヒ。

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